◆「白い影」感想集
管理人Fukuの感想とともに、当BBSに寄せられた感想をまとめました。

◆最終回(1)
”納得のいく死”たろものとは? 投稿者:chacha  投稿日: 3月19日(月)01時33分13秒

意外と早く直江が逝ってしまいました。
一寸、残念だったは、医療関係者が自ら死を選ぶと言うこと。
(From:Fuku)
僕の意見としては、直江にとってはあれが最も良い命の閉じ方だったんだと思います。
「死」というものに納得いくものなんてあるはずもありませんし、
必ず不条理さが死にはまといつくのでしょう。
直江はやれるだけの事をし、医者として自らの体を医療のために捧げ、
そして1人の人間として1人の女性を愛し、自分が生きてきた証を得たと実感し、
自分が納得いく形に自らの死を整え、そして亡くなっていったのだと思います。
尽くせるだけの手は尽くして死んだのです。決して妥協、諦めの自殺ではなかったと僕は信じてます。
残される倫子にとっても一番幸せになるようにと直江が願っての死だったと思います。
自らが医者だからこそ、分かってしまう自らの限界と最後まで戦いぬいたんだと信じたいです。
医療に従ずるものが自ら命を絶つことについても論争があると思いますが、
これについては公式サイトのインタビューでチーフ演出の吉田健氏と、
医療指導の堤邦彦先生が語ってますので。そちらも参照ください。
人それぞれ正しい答えなんてない「死の形」。このドラマで描かれた1つの死の形を
絶対的に正しいとは言い切れませんが、1つの形を直江が見せてくれたことは確かです。
死の形は人それぞれが選ばなければならないのでしょう。自分なりに正しいと思う答えを最後に…。

 生き方の自由は、どこまでも貫いていくと、いつか来る死に方の自由にまでつながる
ドラマティクで綺麗な最期ではあったが、それなら何故自分の心の奥底をVTR
倫子に見せたのか・・・(これもドラマか(^^)
(From:Fuku)
残されたビデオメッセージに、生のありのままの直江が表現されたのだと思います。
このドラマの副題は「Love and Life in the white」。
三城Pは「in the white」を“剥き出しの、何も塗られていない、無垢な”と訳しています。
このビデオには剥き出しの直江の姿が垣間見れました。
人の前では強く生きてきた直江が見せた素顔の弱さやら脆さ、死への恐怖心などが
全部見えてきました。(僕にはドラマという枠を超えるほどリアルに見えました。)
死ぬのを知っておきながらも倫子を愛してしまったのも
死の恐怖の前で誰かを愛さずにはいられなかった直江の弱さやわがままさ(人間なら誰しもが持つ)が
あったからだったと思います。
僕が見たかった直江は単に強い直江だけではなかった。
凄いだけの直江だったら人間としての親近感なんて沸かなかったでしょう。
直江も人間である以上、ただの人なのです。そういった強さの中に見せた剥き出しの
弱さ、儚さが僕の共感や、人間としての生き方において
ヒントを示してくれるものだと思ってずっと見てきました。僕もただの弱い人間に過ぎなかったのですから…
このドラマを通して直江が見せてくれたもの、教えてくれたものは大きかったです。

 自己意志と乖離していようがいまいが、別れゆく運命が判っているのなら
愛する人こそ、愛して貰うべきではない、それが出来ないのは人の弱さか
ましてや自殺という選択は、唯の人、直江を示したに過ぎないのではないでしょうか?
 直江先生にはもっと”凄い人”でいて欲しかった私です。
それが出来なかった、・・・から、ドラマなんですがね(^^)

PS.余談>「私のお腹には・・・」って台詞時の女の勝ち誇ったような逞しい強さ・・・
・・・あの可愛いユッコさえでもが・・・、ああ、だから女は怖い(爆)

死を受け入れなけねばならぬ時、その恐怖が心に襲いかかる
体の痛みはモルヒネで消せても心の恐怖は独りで耐え切れるものではない
そんな直江にとって倫子の笑顔は、唯一の心の薬であったのだろう。
 ”彼女の笑顔が消えるのが怖い”と言った言葉からも伺い知れる。

 私論では”去る者は思いを残すいい人であっては相手の将来を制限する”って
ものがあります。

 ですから・・・倫子の様な純粋な娘に手を出してはいけないのです。
あの子は納得しながらも母子家庭を親子二代でしていかねばなりません。
世間の噂とも戦わねばなりません。
 看護婦の収入では、家庭の余裕は少ないでしょう。
それって、愛する人に望むこととは乖離していません?
 最期までいい人(直江)に愛されて、他に心底愛す事が倫子にできるでしょうか?
それも難しいでしょう。
 死の形を整えるために利用された倫子の将来は本人が納得してようが第三者的に見れば
倫子の将来はかなりの制約を受けるに違いない筈です。
 現実的な話で恐縮です。(これも意見の一つですので(^^;)

 私の言う”真に愛するならば、愛されるべきでない”と言うのはそこから来ています。
・・・だからといって、心に秘めていたのではドラマになりません(^^)
私がPなら、最後のビデオレターの内容はもっと倫子に冷たい内容にします。(#まとめ
にくいけどなぁ〜)
 なぜなら、それこそが先立つ者の遺された者への愛だから・・・。
(From:Fuku)
残されるもののことも考え、もう誰も愛さないと1度は直江も決めました。
ですが、倫子のような女性を知り、また愛することを知ったわけで、
直江にとってもそう簡単にできる恋愛ではなかったのでしょう。
お互いを信じることで愛が始まる…。
直江は倫子のことを「この人なら(僕が死んだとしても)きっと大丈夫だ」と
思えたからこそ、愛すことができたのでしょう。
もちろん直江の死の後、倫子は前向きであろうとも苦難に立たされることもあるでしょう。
それを乗り越えてくれるはずだと信じた直江、そして信じてもらった直江のためにも
強く生きていこうと倫子は思うのだと、最後のシーンの笑顔から読み取れました。
まあ、この先どうなるのかまったく第三者からは予想つきませんが、幸せを祈りたい…。第三者が出来ることはそれだけ…。
>最後のビデオレターの内容はもっと倫子に冷たい内容にします。
これ以上、冷たくするのも酷でしょう。
むしろこのケースはこれで良かったんだと僕は思います。
倫子を思うそのままの直江が表れてて僕はいい場面だと素直に感じたわけです^^;
先立つものはやはり残されるものに伝えたい愛は伝えたいはず。もう2度と伝えられないのだし…


最終回見ました 投稿者:NAO  投稿日: 3月19日(月)01時34分12秒

最終回見ました。素晴らしかったです。NAOは原作を読んでいたので、最後自殺してしまう事を知っていたので、最初から見ていて辛かったです。特に直江が倫子を暖炉の前で抱きしめた時と、倫子が直江の死を知って泣き叫ぶ所、そして直江が倫子に送ったLAST LOVE VIDEORETER・・・。もう心が痛くて痛くて。
中居君は本当に素晴らしい役者になりましたね。FANとして彼がこんな素晴らしい作品&役に出会えた事を心から喜んでいます。竹内結子ちゃんも素晴らしかった。大好きな女優さんになりました。彼女はこれからもっとすごい女優になる予感がします。NAOと同い年20歳だとは思えません。主演の二人には、今後もっともっと素晴らしい役者になっていってもらいたいです。
(From:Fuku)
2人とも(もちろんそれを脇で立派に固めてくれた役者さんたちも…)素晴らしい演技を
してくれましたね。中居さんは自身でも毎回、手探りの状態で直江像を確立していったそうですが、
21世紀に蘇った「白い影」の直江を彼らしく斬新に演じてくれていたと思います。
本人的には「やっぱりコメディーのほうが落ち着く」と言ってましたけど、今後はシリアスも十分やっていけることでしょう。
ミスキャストとかいろいろ当初は言われてましたが、プロデューサーの狙い通りの
直江を演じられたのではないでしょうか。僕は中居さんの直江で本当に良かったと感じてます。
竹内さんは持ち前キャラクターを完璧に生かせてましたね。
倫子がもつ優しさや温かさが芯から伝わってくる感じすらしました。
今後大きく伸びていく女優さんだと期待してます。

『白い影』は、確実に記録に残る作品だけではなく、記憶に残った作品になったと思います。あぁ〜感動した。
(From:Fuku)
僕にとっても忘れることのできない「思い出の1作」として
語り継いでいくような作品になることでしょう。
少なくとも3〜5年に1度出会えるかであえないかくらいの名作です。
最近こういう作品に出会えず寂しい思いをしてただけに、今作の素晴らしさに感涙しました。


最終回 投稿者:コメット  投稿日: 3月19日(月)09時06分23秒

亡くなり方が問題だった、直江先生。
原作通りだったのですね。
あの、二度と部屋には戻らない覚悟であろう記録の整理など、伏線は張っていたと思いますが、
はやり、倫子にしたらショックでしょうね。と今、冷静に書いていますが、しっかり大泣きしていまいました。
自ら命を絶つことへの批判というのもわかります。
 しかし、原作者の渡辺先生は自ら医師であるにもかかわらず、どうして、こういう形を取ったのかなあって思います。
 医者が非力なことは医者である自分たちが一番知っているという、行田院長の言葉、重いと思います。
 内容としては、この白い影らしく、最後の直江が湖にこぎ出すところなど出さず、みんなの想像力に任せた。一部ファンには不満もあろうかと思いますが、あくまで、想像力をかき立てる演出なのでしょう。残された倫子の気分です。
 私が好きだったのは、倫子の母親とへの対応、七瀬先生といたときととても柔らかな笑顔でした。一人で倫子を苦労して育てたであろうことへ尊敬の念というか、今、その彼女に救われていることから心からの感謝みたいな深いものが感じられ、それを感じた清美さんの笑顔も素敵だった。

 ただ、ただ、北海道のシーンなど、もう少し観たかった。
 11回、ないし、最終回の延長が欲しかったという気もします。
(From:Fuku)
最終回はスピーディーな展開だったので、出来事があっという間に流れて
もっと挿話が欲しかったという気はしましたから、やはり75分版くらいの長さは欲しかったですね。
実際、大切な人の死を知ってからの時の流れってこれくらい早いのだろうなとも思ったりしましたが…

 ビデオレターが、鮮明でないのも、それなりのねらいなのでしょう。もう会えないという思いで画面をなでてしまいそうです。
 私の中に、中居さん、竹内さんではない、直江庸介、志村倫子というふたりが確かに息づいていました。
 三城さんのコメントから上川さんの役割もよくわかりました。というか、嘘臭くない説得力、それは、本当に流石でした。
(From:Fuku)
僕も完全に演じる人を離れて、直江と倫子がドラマの中で生きてたような感じです。
だから、直江の死、そしてドラマが終わったことに対する寂しさも大きかったりします。

 次のシリーズはエラク、豪華メンバーらしいですね、
 はじめは、ミスキャストとか言われた中居さん、地味だといわれた女優陣でありながら、とてもとても深い愛の物語、生と死に向かい合う物語を見せてもらったと思います。 
 まとまりのない、私の感想でした。


あっという間でしたね。 投稿者:ここのえ  投稿日: 3月19日(月)10時36分28秒

「白い影」も直江の一生も。

やはり、「白い影」スタッフ、
最後までポリシーを貫いていたな、と思います。
コメットさんも書いてましたが、
想像力に委ねている部分がありましたね。
それと、直江が死んで以降、あのビデオ以外の直江は
全部一度放送されている物なんですよね。
三樹子に倫子のことを言うシーンもなければ、
小橋に託したメモを書くシーンも、
院長がそれを読むときに直江の声がかぶって流れる、ということもなかった。
ああ、直江は死んだんだな、と思いました。

遺書がビデオの形になっていた、ということに関しては
賛否両論あると思います。
私も手紙の方がよかったのに、と思ったんですよ、
なんかすごく気恥ずかしいし、直江らしくない、と。
でも、今はあれでよかったと思います。
上手くは言えませんが、手紙ではあれだけの穏やかな気持ちは
伝えられない。
見終わって、思い出すのはあの穏やかな表情です。
痛みで文字が歪んでいるシーンがあったのですが
手紙を書くのも辛いのかな、とも思うし、
ゆがんでしまった文字で、自分が衰弱していっている様を
見せてしまうのが嫌だったのかもしれない、とも思います。
直江自身が自分の口で言いたい、といったのでそれがすべてなのかもしれません。
生きている間は自分のプライドがそれを許さなくても、
倫子がそれを目にするときにはもう、そう言う物からは解放されているから、
自分自身のやり方らしくない、とわかっていながら、
やったのかもしれません。

そう思ったら、ビデオになったことも、自分の中ではすっきりと整理ができて、
本当に、今はいい作品をありがとう、という気持ちです。

(From:Fuku)
ビデオレターより手紙のほうがいいという意見もありましたね。
現代においてはこういう遺書も多いかも…。
最初見た時「そう来ましたか…」と思いましたが、
ビデオレターを使った効果や意図はあったと思います。
文面だけでは伝わらない“剥き出しの”直江のすべてを表現したかったのだと思います。
リアルに画面に映し出される直江の姿は、すべてを曝け出して倫子に見て欲しいという
直江なりの愛情が込められてたんだと思います。
直江にとっても、やっとのことで撮った映像だったんだのでしょう。
最後まで倫子に嘘を突き通し、最後まで真正面から向き合えず、
人を愛することについては最後まで不器用だった直江が、最後に見せた精一杯の努愛情だったような気がします。

(From:syunさん)
ビデオレターについてなんですけど、私も正直「え?」て思ったんです。
でも、TBSのBBSみて愕然としました。
北海道旅行に行く前日、先生はレントゲンの整理をしてましたよね。
あのときビデオテープもレントゲン写真と一緒に箱にしまっていました。
そしてレントゲンの袋にフロノスと書く字が震えて...
そうなんですよ、もう字がまともに賭けなくなってきてたんですよねえ。
だから手紙でなく、ビデオにした。そのほうが自分の姿も残せるし、自分の声で倫子に本当の気持ちをかえって伝えることができたんですよ。
私もその書き込み同様、そう納得しました。
小橋先生に残した手紙はどうなんだってことにはなりますけど、それはもっと前に書いたということでどうでしょう。
なんかフィクションと現実がわからなくなってしまって...
みなさんもそうですよね。BBSをみると自分だけ切なく悲しい思いしてるんじゃないんだなって思えます。


最終回。 投稿者:ショウコ  投稿日: 3月20日(火)13時32分30秒

とうとう終わりましたね。最終回。結局直江先生は自決してしまったのですね…。
最初は、全然物足りない!ドラマなんだからもっと盛り上げてくれ〜!(笑)
と思い、ぶーぶー言っていたのですが(それでも倫子が声を絞り出すようにして
泣いたシーンは大泣きしましたけど(^^;)時間が経ってくると、しみじみしてしまいます。
私も、直江がボートを漕ぎ出すシーンを、どうしてみせてくれなかったの!?と
思ったりもしましたが、直江は結局、「突然いなくなった人」に
なってしまいました。どうして自殺を選んだのか、結局わかりませんでした。
そのときどんな表情をしたか、何を考えていたのか、今生きている人間が
どうあがいても知りようのないことですよね…。
直江先生は本当に消えてしまったんですね。
(From:Fuku)
大切な人を失うことって、きっとこういうことなのかもしれません。
信じられないほど突然居なくなってしまう。
その寂しさややりきれなさは残された倫子の姿を見て痛感させられました。

倫子に子供が残されたことに賛否があるみたいですけど、
最終回は倫子とそのお母さんの逞しさや明るさが今までにもまして
強調された回でもあったし、大丈夫かもしれないな、と
思わせるラストでした。
(From:Fuku)
直江も知らなかった事実だけに、本当に良かったの?という議論もありそうですが、
僕は大丈夫だと信じてます。ビデオレターを見ながら直江に話し掛けたときの姿、
ラストシーンで直江を想ったときの笑顔などを見てると、不安よりも前向きなものを感じさせられます。
倫子が持ってた芯の強さや前向きさが、我々をほっとさせてくれたのですが、
きっとそんな倫子の一面に直江は惹かれ、それを信じて
愛しつづけることができたのだと思います。

みている視聴者は倫子よりも直江のことを知っている気がしていたけど
倫子は視聴者が知らない直江をちゃんとわかっているような気もしました。

なんだか当たり前のことを当たり前に感じさせてくれるドラマだった気がします。


今頃になって号泣しています。 投稿者:toraneko  投稿日: 3月20日(火)14時51分40秒

とうとう最終回終わってしまいました。
とにかく10回で、最終回延長なしはきつかった。
最後駆け足になってしまった印象は否めない、、、
リアルタイムで見た時は、展開を追うのが精一杯で
物語に入り込めなかった、、、
でも、今日ビデオで見返してたら、涙がボロボロ流れて仕方が
なくて、、、やっぱり良いドラマだったです。
(From:Fuku)
そうなのです。2回目以降はもっと泣けたりもします。(実感含)
奥深いドラマですから、何回も見て、直江と倫子が見せてくれたものを受け止めてあげましょう…

自殺は良くない事かもしれないけど、ただ生きているだけの状態にいる
自分は許せないでしょうし、、、(直江はプライドの高い人だから)
でも、私も言いたい「直江先生の嘘つき」って。

しかし、素敵なドラマに出会えて幸せでした。出演者、スタッフの皆さんに
大拍手を送りたいです。


最終回感想 投稿者:Fuku  投稿日: 3月20日(火)23時48分29秒

本当に終わってしまったのですね…。
ビデオ見なおしてずっと余韻に浸ってみました。
今日一日中結構ぼーっとして、ドラマについて考え込んでしまってました…。

さて、最後の感想です…。
■直江に出来ること
直江の病気に気づいた周囲の人物が直江に出来ることを模索してました。
でも、尽くせる手も何もなく、何もしてあげられないのですね…。
「ただ見てるだけと言うのですか」と悲しむ小橋に
「出来ることならもうしている。医者も万能ではない」と返す行田…。
行田医院長っていい人だったのですね。最後には切に直江という存在を信頼し必要としてました。
「薬を扱ってるのに、目の前に居るあの人も救えない」と嘆いた小夜子。
それぞれの人物が直江と出会って何かが変わった気がします。
直江との出会いを通して、人の為に出来ることを最後には考えるようになってましたね…。
それぞれが直江と迎える最後のシーンは感動的でした…。
それだけに直江に対して自分たちは何も出来ないという辛さは大きいものだったことでしょう。

■直江が倫子を愛した理由
最終回で直江の気持ちが明確に示されてましたね。
死の病を知り、もう誰も愛さないと決めていたはずの直江でしたが、
死への恐怖が襲い、一人孤独な「生への戦い」をしてきた時に
前向きで芯が強く、たんぽぽのような温かさを持つ倫子に出会い、
包まれるように愛され、そして直江もそういった生命感の強い倫子の
存在に惹かれていったのでしょう。
直江が語っていた「彼女なら判ってくれます。そういう人だから…」という言葉から、
直江は倫子を信じて愛してたのですね。自分の死によって相手を苦しませたくないという
気持ちから誰も愛さないと決めてたけど、前向きで強い倫子だったら、
その苦しみをもきっと乗り越えてくれると、信じて精一杯愛したのでしょう。
「人を愛すること」って「信じること」にもなるのでしょうね。
倫子を愛し、直江の中でも冬の湖のように凍っていた何かが融け、
変わっていったのでしょうね…。
「僕はいつでも君と一緒に居る。」「同じ事を感じる」
一緒の時を過ごし、同じ事を感じることが2人にとって愛し合い、生きているということだったのでしょう。
最後に倫子と北海道に訪れたのも、生きてきた証として、同じものを感じたかったのでしょうね…

■自分の前で愛する人の笑顔が消えていくのが怖い。
直江が迎える死への恐怖より、最後まで恐れていたものが、
自分の前で倫子の笑顔が消えていくことだったのですね。
最後まで隠しつづけた自分の秘密。
納得できる死を迎え、直江らしく嘘で死の形を整えていく。
最初っから湖に静かに身を沈めようと死の形を決めていた直江。
その死を自分で描いていた通りの満足行く迎えることができたのです。
倫子にとっては直江はやはりわがままだったのかもしれませんが、
倫子のおかげで直江は納得できる死を迎えられたのでしょう…。
本当は「納得できる死」なんてものは無いはず。「死ぬのが怖い人間なんて居ない」と
直江が行ってたように、死には必ず不条理さや納得できないものはあるのです。
それでも直江は迫りくる死の形を整え、石倉への治療のように
自分で言い聞かせながら死を迎えていったのでしょう。
残される倫子にとっても「死」は納得できるものではなく、直江は最後まで倫子のことを
案じていましたね。倫子には最後まで嘘をつき通していきました。
直江の死を知り、「ずるいよ…」と泣き叫ぶ倫子の姿は涙を誘われずにはいられませんでしたが、
倫子に知られず、自殺という方法で自らの命を閉じていった直江は自らも言うように
"わがまま"だったのかもしれません。しかし直江なりに出した納得できない死でも
「最も納得のいく形の死」を迎えたのだと思います。
残される倫子はきっと大丈夫、と信じて愛しつづけたのですから…
ビデオメッセージの「君に好きな人の子供が出来る時は心から祝福したい」という言葉を聞き
「ここにあなたの赤ちゃんが居ます」と言った倫子…。このことをいつから知ってたのでしょうか…
直江はもちろんこの事を知らなかったでしょうし、このすれ違いが切なかったです…。

■ラストシーン
倫子がボートに乗り、直江の想いとシンクロしてる場面、切なさや温かさもあって良かったです…。
最後のシーンで見せた持ち前の笑顔から、直江が信じ続けた通り、今後も大丈夫なのだと感じました。
ボートに乗りながら直江と同じものを感じ続けることで
「いつまでもそばにいるよ」という直江の言葉を倫子は思い出すのでしょう。
支笏湖で二人が笑顔で見つめあうラストの場面。切なく余韻に残るものでした…。

■ドラマが言いたかったこと
いろいろ考えてみると、いろんなことが見えてきます。
「生きる意味」「生への戦い」「人を愛すること」など様々な事を
伝えてくれたと思います。奥深いドラマなだけにまだまだ見足りませんね。
もう1度見返したいと思います。


ロケ旅行 投稿者:はるまき  投稿日: 3月21日(水)11時13分03秒

最終回について賛否両論ですね。
今までがよかっただけに最後だけ「ちゃっちい」感が出てしまったことは否めないなぁ・・
もっと重く。暗く。。。してほしかたったです。あと、毛布にくるまるシーン・・
直江はあぁいうキャラじゃないだろっっ(爆)とつっこみをいれたくなって。。。
しかし、全体的にはすごくいいドラマでしたね。泣きまくりましたよ。

さて、そんな興奮もさめやらないうちに、ロケ地へ旅行にいってきます。
洞爺湖・支笏湖へ。
(From:Fuku)
いいですねぇ…。僕も近いんだから、行ってみようっかな…
ちなみに最北の不凍湖で有名な支笏湖は何かの因縁だったのか、
今年凍ってしまい、最終回ロケは近くの洞爺湖になってましたね。
直江を死なせたくないと言う皆さんの思いだったのでしょうか…?
あと、僕が個人的に行きたいとこは、やっぱあの川辺かな…。
夕刻あたりに訪れてみるとすっごく綺麗かも…。

白い影fanとロケ地めぐりしたらもりあがるだろうなぁ。。
東京とかみんなでいきたいですね。
(From:Fuku)
そういう企画いいですねぇ…。誰かツアー組んだら行っちゃおうっかな^^;

ちなみに、倫子が直江からペンダントをもらった回のロケ地は
「北習志野」の商店街ですよ♪
でもなんで北習?うーん。なぞだぁ。。
では。はじめてなのにながなが失礼いたしました。