◆「白い影」感想集
管理人Fukuの感想とともに、当BBSに寄せられた感想をまとめました。

◆第5話分
はじめまして。 投稿者:ショウコ  投稿日: 2月11日(日)23時26分31秒

わたしも1回目から白い影みています。
正直最初は今までの中居君のドラマとかイメージから考えてとっても不安でした。けど今では物凄くはまっています。毎回毎回アクションシーンがあるわけでもないのに手に汗にぎっているのです。
(From:Fuku)
僕もドキドキしながら見てますよ。
緊迫感のある医療現場が舞台ですし、刻々とそれぞれの人物の生への戦いが
伝わってきます。これらの場面は静かなるアクションシーンなのかも…。

4回目は物凄く良くて、友だちとかにも勧めまくりました。
そして5回目…。前回ほどのインパクトはなかったけど、直江先生が小橋先生に頭を下げシーンとか、直江の真摯さが伝わって、それが直江自身のこととクロスして、とても感動しました。それに今回は倫子がとっても良かった。心からそう思いました。
私にとって、このドラマのいいところは、セリフがたまに素晴らしく場面とマッチしていることなのです。4回目の倫子の「先生が消えちゃいそうで…」なんていうセリフは、他のドラマで小説で映画で漫画で、何百回とつかわれた言葉だと思うのです。
(From:Fuku)
この場面すごくハマってましたね。映像的も綺麗で、
直江のはかなくまさに消えそうなという感じが出てました。
このシーンでは普段の病院の場面とは正反対に倫子の強さが引き立ってましたね…。

こんなくさいセリフが場面とあってなかったらそれだけで冷めちゃうのですが、このドラマはそういうセリフで本当に泣かされます。


半分終わりました。 投稿者:コメット  投稿日: 2月12日(月)19時25分49秒

初めておじゃまします。
白い影を探してここに来ました。何となく、今の思いを書きたくて。

5回は4回に比べて地味だったかと思います。
(From:Fuku)
4話は劇的なシーンが多かったですが、
それだけに5話では静かささがドラマに重厚感を持たせていた気がします。

また、振り出しに戻ったとかいう意見も目にしました。けど、決定的に違うのは、倫子の思いは尋常じゃなくなってるし、それに対する直江も、最初は暖かいものをそっと見守っているくらいだったのが、厳しく拒絶せざるを得ないくらいの思いになったということかな。
あそこまで、残酷で厳しい拒絶は愛情の裏返しでしょう。おそらく原作とは違うでしょうが、新しい二人の関係だと思ってます。そして、直江には心を閉ざした存在で、そう、孤独でいて欲しい。(すいません、私は鬼です)
(From:Fuku)
簡単に入っていけるほど直江の心の闇は浅くあって欲しくない気もしますしね
困難な愛だからこそ燃えるのかも…(僕も鬼かも…^^;)

もちろん、倫子は可愛いし、「倫子よがんばれ、めげるな」という思いもありますが。
三樹子サンは、二股かけてるし、このドラマでは敵役的な存在かと思いますが、あの気持ちも分かる。切ないっす。後、実力派の上川さんを原作と異なってどのように展開させるのか、見守りたいと思ってます。津川さん、いかりやさん、そして、市毛さん達もいいですよねえ。
しかし、尾を引くドラマです。なにげに、直江先生のことを考えている自分がいます。仕事中物思いに耽ってしまう。後、5週間応援します。
(From:Fuku)
他のドラマと違って5話まででも結構長かったように感じます。
1話1話が重いですからそう感じたのかも…。
それでももう半分になっちゃったんですね。
残り半分で何が起きるのでしょうか…。


#5感想 投稿者:Fuku  投稿日: 2月12日(月)22時37分41秒

■禁じられた薬
5話のサブタイトルにあった「禁じられた薬」とは
まず延命の為に石倉に投与していたアルブミンのこと。
((注)実際にアルブミンのいう薬物(?)は人間の血液の血漿成分に
最も多く含まれるタンパク質で、病態によってアルブミンが
減少して、血液中の浸透圧が下がり、組織に水分が行きすぎて浮腫を
起こしてしまいます。アルブミンを補充することで
浮腫を防ぐことができますが、それ以外の効果はあまり期待できず
胃癌患者にとっては対症療法程度に過ぎずあまり意味は無かったり…)
このアルブミンが保険の適用範囲を超えてしまったのにも関わらず
投与を続けようとしたことが禁じられた薬ということなのでしょう。
直江はこの薬物の投与にやたら執着していました。
小橋にも真摯に頭を下げてまで、石倉に投与を続けさせていました。
小橋の言うように、告知も無く、嘘の手術までし、保険のルールも
破ってまで医療行為を行うことに対する医の倫理も問われることになりますが、
一方そこまで医の倫理に逆らってまで直江が最後まで求める
「納得できる死」を与えることの重さも理解できます。
医者が守るべきルールと、医者が本当に患者に与えるべきものの
ギャップがドラマを通じて伝わってきます。
最も命の重みを痛感しているはずの直江がこだわる「死に方の問題」は
おそらく最終回の最後まで直江自身が求めていくテーマとなるのでしょう。
彼自身が独りで悩みぬいている姿はドラマのさまざまな場面で
伝わってきます。周りからは強い人と思われている(直江が思わせているだけかも…)
直江が見せる心の葛藤と壮絶な生への戦いに救いの手は差し伸べられるのでしょうか。
気になるのは、もう1つの「禁じられた薬」…。
製薬企業のMRの小夜子から密かに手に入れている薬品です。
どんどん入手する量が増えていってるようですし、その量も尋常ではないようです。
もしかしたら直江はかなり危険な事をしてるのかも…。
(From:コメットさん)
必要な薬剤の保険の適用の問題(ついでに言えば、生活保護のことも)が原作にあるというのは聞いたことがありますし、今回の制作にあたっても、専門家の監修がなされてるだろうし、正確ではないにしてもあまりに現実離れした設定ではないと思っていたですが。
 医療関係者でも内容的にかかれることがいろいろあり、ちょっと、ドラマとは離れて考えてしまいます。
 ただ、小橋と直江、どちらが正解ということはないにしても、ここら辺に、渡辺淳一氏の1つの主張があるように感じてます。つまり、男と女の話のみではない、彼なりの医療に対する思いというか。
 といいつつ、原作読んでません。ドラマが終わって読もうと思ってます。

(From:Fuku)
原作を書いた渡辺さんが元々医学部卒なだけに
なかなか現場でも意見が分かれるような問題も多く扱ってます。
医療上の細かい設定はドラマで全て表現し切るのは難しいと思いますし、
視聴者にも分かりやすい形で表現するのが一番いいのでしょうから、
ある程度正確さは欠けてしまうのかもしれません。
ただ扱われている問題は、鋭く考えさせられるものがあります。
直江と小橋という2人の医師。
どちらが間違いでどちらが正しいということは多分言えないでしょうが、
患者を救いたいという医療に対する思いは同じですし、
同じ思いを持ちつつも、時に対立してしまう2人の医師から医療の難しさも分かると思います
2人の医師を通してこの物語で主張したい事が見えてくるでしょうね。


■倫子
いよいよ確実な想いの変化が倫子に現れてきました。
尊敬という想いが強い恋愛感情に変わっていますね。
だが何度か直江の家に訪れるたびに冷たく追い返されてしまう。
拒絶されるほど想いは強まってしまうというのが人の心情なのでしょうが、
それ以上に追い返される度に直江に圧し掛かる重い影を感じ、
「何とかして助けたい…」という想いも倫子にかかっていくのでしょうか…
2話から4話では初回に反し、優しく温かい一面も見せていただけに
5話では冷徹な直江が印象深かったです。
本当は心優しいはずの直江が、自ら心を閉ざさなければならないのは
やはり自らを襲う死への恐怖なのでしょう。
「人を愛することなんてもうないと思っていた」と初回のナレーションで
あったように、死への恐怖、絶望感が彼を刹那的な気持ちにさせているはず。
さらにそんな自分の弱い姿は誰にも見せたくないという直江を心境を
考えると、自分を慕ってくれる倫子をいとおしく思うよりも
鬱陶しいと感じてしまうのでしょうか。
倫子の温かさに心を動かされる場面も直江にはあったようですし、
どのように直江の心の闇に倫子が入っていけるようになるのでしょうか…。

■タイトルバック
すごく毎回エンディングに流れるタイトルバックが好きなんですが、
公式HPのタイトルバックレポートを見て初めて気づいたのですが、
水中に潜ってるのは中居くんだけじゃなく、
竹内さんが水に居る場面があったんですね(こっちはCG合成かな?)
2人の区別が付かなかったです(2人とも美形だからかな(笑))
最後に水から顔を上げるのが直江ではなく、倫子だったら、
僕が今まで思ってきた倫子の存在によって直江が深い闇(水の中)から救われていくという
解釈ではなく、倫子が水から上がるということになります。
これは何を意味してるのでしょう。そもそも水中のシーンの意味は何でしょうか?
タイトルバックの題名が「水の中の教会」なだけに意味深そう…
原作、前作では北海道ロケもあったようですが、
直江のマンションにあった支笏湖がキーになってるのかな?


上手く言葉に出来るかな? 投稿者:ここのえ  投稿日: 2月14日(水)00時48分54秒

私も直江には生への執着とその正反対にある絶望、
両方を感じます。
前回が「生への執着」が大きく描かれていたためか、
今回はその分直江の「絶望」が色を濃くしていたような、
静かな展開の中で直江の孤独が物語の全体を覆っていたように思いました。

直江は自分に厳しい。
弱くなり、人に頼りそうになる自分を厳しく制しているような気がします。
医者としての自分がすべてであるかのように、
医者以外の自分の姿をなるだけ見せようとはしない。
自分の内側に閉じ込めておこうとしているような・・。
特に倫子に対しては。
(From:Fuku)
何が直江にそういう風な生き方に駆り立てさせてるのでしょうね。
弱さや死への恐怖を自らに確実に抱えつつも、倫子や病院では強く生きようとする。
医者であるという立場上のプライド以外にも何かが隠されてるような気がしてなりません。
なぜ、すべてを自分の中で押し込め、独りだけで苦しもうとしてるのでしょう。
そういう直江の生き方の秘密に興味があります。
倫子によって直江の心は少しづつ溶けてるようには感じますが…。
後半の直江の心理描写は6話で登場する初老の男の存在が大きなキーになるみたいですよ…。

彼女には自分自身の「弱さ」をすでに露呈してしまっている。
これ以上深入りされないためにも一線を引こうとしているように思えました。
だからよけいに直江の孤独や心の奥底にある暗闇を感じます。
自制心の強さが彼をより一層頑なにさせているのかもしれません。
しかし、確実に変わり始めている部分もある。
石倉さんの未来に対して、「それはない」ときっぱりといっていた彼が
ここにきて「そうだな」と答えたこと。
少なからず、そこには「生への執着」を持つ直江の姿があった。
生きることを思うということは同時に死を意識することなんですね。
漠然とですが、そう感じます。

倫子について。
倫子が一人ボートに乗るシーン。
あの時はじめて直江の孤独の重さを知ったのではないでしょうか。
それはきっと彼女が思っていたよりもはるかに重かった。
だからこそ、冷たく突き放された時のショックも大きかったはず。
自分自身が支えきれると思っていたのに、
実際それは更に厚く、重く、頑丈であった。
しかし、その反面で彼の涙も知っている。
そして、優しさも知っている。
だからめげずに純粋に直江のことを思っていられるのでしょうか。

小橋に直江が頭を下げるシーンも印象的でした。
小橋にしてみたら、時に高慢とも思える、決して自分の意見を曲げようとしない
直江が、その信念のために頭を下げたこと。
意外だったと思います。
そして、例のセリフ。
やはりこの二人はこれから少しずつ対立しながらも、
理解を深めていくような気がしてきます。

今回は三樹子も切なかったです。
きっとはじめは直江に対して興味と遊びだけだった。
でも、少しずつ引かれ始めているわけで、
その反面である意味両親のためともいえる行動(小橋との交際)
に出ようとしている。もちろん、直江へのあてつけもあったと思いますが、
彼女もまた悩みながら生きている人なのだと感じました。

4話を見終わったときはすらすらと思いを言葉に出来たのですが、
今回は感覚で理解したものを言葉にすることがなかなか出来ません。
上手い言葉が見当たらない、といったほうがいいかも。
ああ、もっと日本語を上手く使えたら、と思ってしまいます。
そのためか、本当に後を引いていて、ふとした時にドラマのことを考えている自分が
逆に面白いです。

来週の予告に出てきた初老の男の存在も気になります。
そのセリフも。
石倉さんも気になります。

それでは、本日はこれで。
・・・本当に長いなあ、私。


丁寧なBBSですね。 投稿者:カコ  投稿日: 2月18日(日)00時13分14秒

第1回からわたしもずっと見てきました。長文は苦手で皆さんのように、想いをうまく表せないかもしれませんが、思いつくままに書いてみます。
ハトですが、直江自身ということでしたね。
でもわたしは直江の放つハトは、倫子がこれから育てていくであろう直江の子どもを表しているのかなと思います。
(From:Fuku)
倫子と直江によって飛び立っていくハトは2人の子、
そして舞台は教会。
考えてみるとこの可能性もあるかもしれませんね。
あのタイトルバックは実に奥深いのですよ。
初めて見たときに解釈できたつもりが、
最近また分からなくなってきてしまって…^^;

原作では直江は生のあかしとして、性に執着していくんでしたね。
前に、サンデージャングルでバイアグラの特集を組んだ時、お名前を度忘れしてしまいましたが、メインキャスターの男性のかたが、「性に弱くなるのは生命力がだんだん無くなっていく様で、この悲しさは中居くんのように、こんな薬を必要としない人にはわからないだろう」っていってたのを思い出します。
後に残る倫子のことを考えて、ストイックになっている直江。でも寂しさにたえかねて、また愛を隠しきれず、これからは倫子と愛し合うようになっていくのではないかしら?そして直江の子を倫子は育てていくのでしょう。
(From:Fuku)
直江が素直に倫子を受け止めようとはしない理由も
(またはしたくてもできないのかも…)
重要になってくると考えてます。
子供が出来る出来ない以前にも深い闇が直江には
あるような気がしてなりません。

次に水中の教会ですが、・・・なんで教会なのか?単に古い建物でもいいのに教会なんです。
そう、結婚式ですよね!水中の直江の心にある教会は、倫子との結婚式といつの日か天国でともに過ごすことへの願い、そして二人の赤ちゃん!違いますか?
明日が楽しみです。もっと見続けたいけど、終わって欲しくない、でも早く見たいってジレンマです。
また来ます。わたしの勝手な解釈ですが、皆さんゆるしてくださいね。