ドラマエキストラの出来事
9月4日
| 7:00 早めに桜木町の広場に到着。集合は7:30なので、ジュースでも飲みながらしばらく様子を見てる。非常に怪しい…。 |
| 7:20 だんだん旅行カバンを持った人が公園に集まりだす。20人程度の人だかりが出来始めたので、ようやく合流。制作部(ロケーション担当)の岩波由紀子さんが出席とってた。 「北海道から来た人ですよね。」「前回も応募してくださって惜しいところで外れてしまったので、今回は誘おうと話してたんですよ」などと話してくれた。やっぱりこれはなかなか出来ない経験なんだなと思った。 今回はスタッフの動きを中心にドラマ制作のウラ舞台を見てみたかっただけに、思わず、名前とポストを訊いてしまったよ…。 それにしても岩波さん、かあいい。(初見したときには、まずADではないなと思った(笑)) |
| 7:40 最終出欠を取って、岩波さん引率でロケ地に向かう。総勢およそ100人。通勤通学に向かう一般人がでっかい旅行カバンを持った我々に怪しい視線を向けてくる中、どんどん進んでいく。 誰も居ないランドマークタワー内を通過し、一行はひたすら歩く(岩波さんの後ろについて先頭立って歩いてるし…)。15分ほどでロケ地のパシフィコ横浜に到着。この場所を成田空港に見立てて今日は撮影するようだ。「展示ホールB」が「出発口B」になってたり、ちゃんと空港の案内板が会場内に張ってあったりと細かい美術スタッフの芸にも感嘆。 |
| 7:55 到着後、着いた順にいきなりロケ突入体制。池辺安智セカンドADから軽く説明を受ける。んで、いきなり先頭の10人で空港の外で歩くシーンを撮影。 ただ歩くシーンなのだが、スーパー3rdAD利光佐和子さんから「あなたは柱を後ろに回って右に歩いていきましょうか」などと1人1人に演技指導もしてもらった。歩くだけでもちゃんとした演技を各人が作ることが要求されるのだ。最初のシーンだっただけにドキドキ緊張。なるだけ平静を装って歩いたつもりだけどね…(笑) |
| 8:10 外のシーンが無事終わり、今度は室内に誘導される。室内はクーラーで外ほど暑くはないが、カメラや照明・音声など技術スタッフが大きい機材を持っていたり、いろんな人が休む間もなく働いている。今回はそんな人たちの仕事を生で体験することがメインの目的。どんなことでも見逃さず見ていたいので空き時間でも集中して周りを見ていた。 自分でドラマをプロデュースしたい、そんな果てしなく遠い夢が自分にはあるが、その仕事が自分に向いているのか、自分にできるのか、この機会にしっかり見極めて帰りたい… |
| 8:30 室内で歩くシーンをどんどん撮って行く。数シーンしかないかと思ってただけに、思ったよりも出番が多い!ほとんどのシーンでエキストラの出演チャンスがある。 積極的に前に行くほど出してもらえるようだ(笑) なのでいろいろ捕まえてもらうべく、前で待機(笑) 何回かやるうちに慣れてきたが、なかなか意識しないで動くのは難しい。自分も肩を組替えたり、カバンのしょい方を変えたり、背中をたたいたり、時計を見ながら歩いたり、いろいろバージョンを変えながら、楽しんでました。 |
| 9:40 自分の出ないシーンが撮られている空き時間では、まず池辺セカンドADや利光サードAD(TBSエンタテインメントにもしも入ったら最初にするであろう仕事だけに…)の動きに注目しながら観察していた。 事前にスタッフの名前と顔までは把握できてなかったが、スタッフ同士の会話から誰が何をやってるのかだとか、テロップで名前をよく見かける人(カメラマンやAD,APなど)の顔と名前が一致してきたりと、それぞれのスタッフの役割が見えていくにつれ、なかなか面白くなっていく。本当に休む間もなく働いてるのだ。これが毎日だと体力的に本当にキツそう。 |
| 10:20 江守徹さん(空き時間にスーツ着たままベンチで爆睡してた…)や、愛華みれさん(お美しい…)などタレントさんが入ったシーンもどんどん撮って行く。もめ合う江守さんと愛華さんのうしろを通っていくシーンなんかはオイシイなぁとも思いながらエキストラ参加。 このシーンでは演技指導してくれた利光サードADと「このまま歩くと向こうの人とぶつかっちゃいますがどうしますか?」「タレントさんの後ろを通っていっていいっすよ」などと会話もしてみた…。森一弘APにも歩き出すタイミングを肩をたたいて教えてもらったりといろいろお世話になりました。 |
| 10:50 内村光良さんもたまにエキストラの人も笑わしながら登場。内村さんが空港内でテロリストに追われるという迫力あるシーンでは、内村さんや追っかけてくるテロリストにぶつかりそうになって内村さんらをかわす通行人もやらせてもらう。「運動神経に自身のある男性の方いますか?」の池辺セカンドADの呼びかけに思わず前に出ていてしまうFukuちゃん…。 池辺ADからは「ちゃんと驚くリアクションをしてくださいね」と言われただけに、リアクション芸人に相応しく顔と動き(後ろの壁にもたれるくらいの勢いで…。やりすぎたかな…)でリアクション。このシーンは映っていればかなりオイシイぞ…。 |
| 11:10 会場いっぱいにエキストラを配置し、遠い画で撮るシーンから、役者の近傍で映るシーンまであらゆるパターンのしーんをやらせてもらった。8〜10シーンは参加しちゃったかな…。エキストラといえども、今回は休む時間もあまりなく活用されていたなぁと感じた。現場のADさんに直接指導してもらいながら、その仕事が見れたのも貴重な経験だった。 |
| 11:30 あるシーンは唯一本番を2TAKE撮った。本番カメラチェック後に、ブースで見ていた最終回演出の片山修ディレクターが直接出てきた。俺の目の前で山中チーフカメラマンと、片山Dがシーンについて議論してる姿を生で見た(シーン自体はキレイな画が撮れてると主張する山中チーフカメラと、それもわかった上で犬がよそ向いていたからもう1度撮ってみたいと話す片山Dだった)。スタッフのドラマ作りに対する熱いこだわりを感じた。 |
| 午前中はこれで終了。ここでいきなり制作進行の岩波さんから午後は人数を40人に絞りたいとの申し出が…。いきなりここで解散というのもせっかく北海道から来ただけに嫌だ。でも、何とじゃんけんによって人数を半分以下に絞ることになった。 久々に気合のじゃんけん! そして運良く勝ち抜けできた。これで午後もいろいろ見れる。良かった…。 |
| 12:20 午前の撮影が終わり、ここで出演者もエキストラも全員集まり、あいさつ。内村さんが「来てくださってありがとうございます」と挨拶し、軽く笑いも取っていた。そしてスーパーAD利光さんがスタッフ代表で挨拶、といってもアドリブで言われただけだったのであまり言葉はなかったけど…。そんなわけで午前解散組はここでお別れとなった。 |
| 12:30 30分間の休み。スタッフ組とエキストラ組に分かれて食事(本当は語らいでもあれば良かったんだろうけど…)。午後も参加する人はロケ弁が支給された。510円の梅・幕の内弁当とお茶。初めてのロケ弁を噛みしめるのだった。 でも、午前中でかなり疲れた。集中してみていたせいか、ずっと歩くシーンをやっていたせいか、立っているのもツライくらいだった…(あらためて体力ないな、と思う…。これじゃADは危険に違いない)。でも午前中で帰ってここに入れない人の分まで一生懸命やらんと…。 |
| 13:00 午後の撮影再開。暑い外でのシーンが中心になる。この日の気温は33℃。風がある分だけ救いだったが、やはり北海道に比べれば暑い。1回だけ外のシーンに参加させてもらった(内村さんらが空港から出てくるときに歩いてる場面)が、このシーンの出演はキャンセルに…(TT) |
| 14:20 中で歩くだけのシーンだけ出る。このまま、外に出ないまま撮影は進み、予定よりも早く終わる(本当は16:00頃予定だった)。午後は疲れてほとんど座っていただけで残念な気もするが、バナナの束を持って登場した磯山晶プロデューサーの姿とか、純粋に豪華にドラマの裏側も見れたのでいいっか…。 |
| 14:30 最後に池辺セカンドADからお礼の挨拶。もう終わってしまうんだなと寂しくなる…。謝礼としてTBS特製ボールペンセットを貰って解散。帰り際、犬のカリートが女性参加者を中心に大人気。 そんな光景の横にちょこんと磯山Pが座っていた。軽く会釈(本当は少し話してみたかった)すると、磯山Pも返事の会釈をしてくれた…。もう早々とスタッフは撤収していく。そんな姿を見ながら俺もパシフィコ横浜をあとにしたのだった。 ドラマロケの現場を1日だけ見させてもらった。本当に貴重な体験だった。自分の探していた答えは正直言ってまだ見つからない。体力的にもやはり辛かったし、ADとしての仕事もやっていけるかどうか自信は起きない。これからは本格的に将来のことを考えていかないといけない。今回の経験が自分にとって有用な判断材料、そして学生時代のいい思い出になるように、しっかり考えていきたい。 |